本四半期の活動内容をご紹介します。キーワード的に気になる項目がございましたら、info@kibow.biz までお問合せください。
1 EC関連
- 年度計売上高で年率30%の成長をご支援先で実現しました。
- 自社物流倉庫で、ピッキングリストのソートとバッチ分けを行い、分業とトータルピッキングを実現するシステム構築をネクストエンジンの2次開発により行いました。
- 一日の最大出荷可能件数で1年前の2倍、2年前の4倍を達成しました。
- 発送コストの10%以上(年1000万円を超える規模)の削減を、業者変更、発送方法の変更で実現しました。同時に作業時間の削減も実現しました。
- 商品の価格改定(値上げ)の計画立案を行い、対策としてのターゲットセグメントの絞り込み、これに基づくパーセプションの設計を行い、商品ページの改善を行ったうえで値上げしました。現時点では大幅な増益を実現しています。
- 顧客での新店舗のコンセプト設計と基本ページ設計を行い、オープンと、オープン後のレビュー促進策の組み込み、検索広告の初期水準設定を行いました。
- ページ制作、顧客対応、システムなどの改善の外注化の拡大による改善速度アップを実現しました。
- 上とは別のお付き合い先なのですが、LINE広告の導入をご支援しました。
※本四半期は、全四半期に続き、顧客への常駐によるハンズオン支援を行い、業績面での成果を実現するとともに、改善を自分たちで進められる仕組みづくりを進めました。また、既存事業計画の修正と解像度の向上も上と並行して実施し、1月以降の個人別行動計画へのブレイクダウンを進めました。
2 事業計画と経営管理
- お手伝い先の一部門にて四半期ごとの目標管理制度と進捗管理の導入・これに必要な研修を実施しました。
- お手伝い先の他社との事業統合検討に際して、PMIの重要事項の洗い出しや事前の合意の重要ポイントなどの洗い出し打ち合わせの支援を実施しました。
- 会計事務所の顧客サポート事業の一貫として事業再構築補助金の申請のための事業計画立案のお手伝いを複数例、実施ました。
- また、事業再構築補助金の前四半期までの採択案件の交付申請手続きのための見積もりや計画詳細化のお手伝い、事前着手申請の内容確認などを実施しました。
※当社として補助金申請単発でのお手伝いは実施しておりません。これは、事業の状況やこれまでの取り組みについて、当社、又は当社のパートナーがよく知っている状況でお手伝いしないと「絵にかいた餅」になることを恐れているからです。
3 当四半期のまとめと今後について
- 当四半期については、対応範囲・対応顧客数はこれまでよりも限られたものの、そこでの成果は十分に上がり、顧客にメリットを享受いただける結果となりました。結果に責任を果たすことができホッとしております。
- 常駐案件は、決して長く続けるべきものではなく、自律的成長軌道に乗せ、大政奉還することが責務と考えており、その道筋をつけることに重点を移す考えです。特に人事評価制度や採用可能な分業体制について対応を急ぐ予定です。
- 一方で既存案件に時間と労力を取られるあまり新規案件は0となっており、次期については、案件の拡大を図ることとしております。
- 同じ理由で、本ブログへの投稿数も週1回程度に減らしておりますが、来期については「採用力」をテーマにした特集を予定しています。
- パートナー企業への送客は、システム開発、SNS広告、EC広告、webデザイン、フォトグラフやシーン演出など多岐にわたり実施し、品質の高いご支援を行う上で大変重要なものとなったと考えており、ご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
2021年は、忙しいながらも安定した経営を継続することができました。これも皆様のご支援の賜物と感謝しております。今後ともお付き合い先の業績改善に貢献していきたいと思っておりますので、2022年もよろしくお願いもうしあげます。