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Seasonally Report 2021年7月~9月

少し遅くなってしまいましたが、四半期報をアップします。

1 EC事業の伸長

 お客様のご依頼で常駐型でのご支援を7月より開始しました。当期は、本ブログでもあげているようなオペレーショナルエクセレンスの実現に向けて、以下のような業務合理化と、ルーチンの整備を中心に実施しました。

①業務合理化関連の主なもの

  • 業務時間調査と日次顧客対応業務のドキュメント化とそれによるアウトソーシングの実現
  • 週次の補充発注と仕入入力のルーチン化による品切れ防止
  • 輸入商品の補充計算の仕組み化
  • 受注発注商品の受注データから発注データの自動生成と送料負担を考慮した価格見直し
  • リモートワークでのFAX使用業務の実現
  • 新規出店での受注処理の自動化
  • 仕入伝票処理の部門移管と合理化

②販促関係の改善の主なもの

  • モールページの改善の進行
  • 値付け見直し(値上げによる利益改善の推進)
  • 自社イベントの企画と実施
  • メーカー新商品の予約販売イベントの企画と実施
  • 自社商品の商標デザインとプロモーション企画

2 EC物流の改善

  • 業務時間集計と分析による不効率業務の洗い出し
  • レイアウト変更による速度向上策の実施
  • コストダウンのための運送会社変更のための業務設計とシステム構築(10月実施)
  • 一体型伝票の導入

3 事業再構築補助金

  • お客様での顧問先等への事業計画策定業務への参加を数ケース行い、業務内容や市場調査の策定を実施しました。1次に続き、2次では2例中2例の採択を得ました。3次についても2例の提出をお手伝いしました。
  • ご支援事例の類似事例を過去の採択事例より抽出分析し、傾向を分析しました。

4 その他

  • お客様の注記経営計画策定会議への参加とご支援
  • 上の中で特に営業部分での具体化のお手伝い

今期の総括

 常駐関連業務を始めた関係で今期のアウトプットとしての幅は従来よりも狭まっておりますが、ここに記載のない会社様の10月~3月期の動きへのお手伝いも別途実施しております。

 常駐案件においては、弊社の中心的テーマである「変革する力」と「オペレーショナルエクセレンスの実現」のための「具体的手法を組織にインストールする」ということを実際にお客様にやって見せているのですが、時間配分の硬直化を改善し、改善業務に時間を投下する、という点については、最初の2か月で実現をでき組織が前進し始めている状況を実現できたと思っています。口だけではなく、手順書とチェックリストを日々整備して時間を図る、という作業をしています。
 また、改善すべき方向を明らかにして、それについて具体策を日々積み重ねる、という点についても3か月目に顕著な改善を見つつある状況です。

 事業再構築補助金については、お手伝いした案件については、1次公募より、1例を除いて全部が採択されているのですが、士業法人での顧問先等ご支援の一貫として参画しているものであり、これを個別に直接受託するということはしておりません。それは、「補助金に採択されること」よりも、「採択されて経営が改善する過程」をお手伝いしたいと思っているからです。なお、ご要望があれば、協業先士業法人での経営支援サービスのご紹介も実施しております。

本ブログ「経営の光景」は9月に掲載500回を迎えました。引き続き、どんなことを重視してどんなことができるのか?をわかっていただけるような記事を掲載してまいりたいと思います。

10月~12月期の計画

10月~12月期には、現在の案件での成果を上げていくとともに、新たなご支援先を加えるべく進めております。

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