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学びのチャンス到来

私個人の話をさせていただきますと、こういう小規模な経営コンサルタントという仕事をしていると、誇張ではなく、「今月のアウトプットが来月の食費を産む」状態ですので、何とかお相手の経営者の方に感嘆符のある感想を言ってもらおうと夜中まで頑張るわけです。それ自体は楽しくもあり自分で望んだ道ですので、文句はありません。しかし、今のように激動の時期にあたっては、潮流を追いかけるためのインプットがないと明らかに発言が陳腐化してしまいます。その時間が以前は電車の中のスマホタイムだったのですが、今はソーシャルディスタンスのためにそれもなくなりましたので、意識して時間を確保しなければならなくなりました。

たとえば最近ですと、私の業務の中では、急ぎアップデートが必要と感じたものにはこんなものがありました。仕事の中で最低限は知っている必要があると感じたものの、平日には落ち着いて周辺まで含めて調べるような時間が取れていないのです。

  • 従来の営業でのヒヤリングの一部を非対面化(対面時にはタブレット等でスマート化)するためのGoogle Formsでの条件分岐型アンケートシートとその案内のノウハウ
  • ZOOMウェビナーでの配信のノウハウ
  • LiveCommerceの成功ポイント
  • 会社法の分割吸収合併での2015年以降の法改正への対応の情報アップデート(従業員保護規定等)

経営者ならば、みなそれぞれ似たような直近での課題というものを新たに抱えているはずです。ところが、直近では当月の数字に気ぜわしく追われてなかなかできないのが実情でしょう。

それでも、この休み期間中は、時間を見つけてそうした今の社会の「非対面化」課題にそれぞれがどう取り組むかのヒントを吸収するための時間を作ってみませんか?「変わらなくてはならない」という気の焦りを「どこへ向かってどうやって変えていくのか?」を具体化するには適した時間であり、時期です。いままで1カ月半ほどはめまぐるしく変わる情勢に経営者の皆さんは翻弄されてきたでしょうから…

こうしたテーマは新しすぎてなかなか本にはなっていません。web記事やニュース、あるいは企業のプレスリリースや個人のノウハウブログなどに知見がちりばめられています。そうしたものを時には庭やベランダでサンシェードなど出して、「ネットサーフィン(古い言い方を今突然思い出しました)」するのが、このお休みの贅沢リゾートに違いありません。

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